夏の音楽特番ラッシュは結局ジャニーズ頼み…喜多川氏の性加害問題はまるで“蚊帳の外”
出演するジャニーズアーティストは、テレ東より1組多い計11組。テレ東はデビュー前のジャニーズJr.のHiHi Jets、元光GENJIの内海光司(55)&佐藤アツヒロ(49)といった挑戦的なラインナップもあるが、日テレは現在も音楽活動を続けているデビューグループだけ。総勢45組を超えるアーティストの4分の1ほどがジャニーズだ。
さらに7月12日に、フジテレビは相葉雅紀(40)と永島優美アナウンサーが司会を務める「FNS歌謡祭2023」を、その3日後の15日にはTBSで、中居正広(50)と安住紳一郎アナが総合司会の「音楽の日」が8時間で生放送。ジャニーズMC新旧四つ巴となる。
■性加害問題で大揺れだが…
創業者のジャニー喜多川氏(19年没)の性加害問題で揺れるジャニーズだが、「音楽番組がある限り安泰」とエンタメライターの伊藤雅奈子氏はこう言う。
「変化球のテレ東に、正統派の日テレ。今年は、8月いっぱいで脱退・退所する北山宏光さんがいるKis-My-Ft2の7人でのラストになるので、ジャニオタ(ジャニーズオタク)にとって音楽特番はマスト視聴。事務所は性加害問題で大揺れですが、ツイッターのトレンド入りやリアルタイム視聴につながる可能性大です」
音楽特番はジャニーズ頼みに変わりはないようだ。