石川ひとみさんが歌手を目指したきっかけは天地真理 初対面は「ウワーッ白雪姫!」
石川ひとみさん(歌手/63歳)
80年代アイドルのひとりとして人気を博した石川ひとみさん。代表曲「まちぶせ」は今も口ずさむ人が多いヒット曲だ。歌手を目指したのは人気絶頂だった「白雪姫」天地真理の影響、転機は歌手をやめようと思った時に出合った「まちぶせ」その曲……。
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私が中学生だった1970年代前半といえば、天地真理さん全盛の時代。大好きで憧れましたね。真理さんが出るテレビは全部見て、出ている雑誌も全部買って、もちろんレコードも全部! レコードは毎日かけて歌っていました。真理さんはキーが高い。そのキーに合わせられるように一生懸命、高い声を出して歌っていました。「あなたを待つの」(恋する夏の日)って。
一番初めに買ったレコードは2枚目の「ちいさな恋」だったかな。それからデビュー曲の「水色の恋」。その後も「ひとりじゃないの」「虹をわたって」「ふたりの日曜日」「恋する夏の日」とすごいヒットが続き、出るたびにレコードを買いました。そうなると、一日に歌う歌がどんどん増える(笑)。それを毎日、全部歌っていました。
当時は「ドレミまりちゃん」ていう、自転車までありましたものね(笑)。それくらい大人気でした。そんな姿を見ていてすてきだな、歌手っていいなと思っちゃいましたね。