原菜乃華 大きな瞳の透明感と目の表情で語るような演技は10年前から変わっていない
原菜乃華(テレビ朝日系「泥濘の食卓」)
日向坂46の齊藤京子が主演する「泥濘の食卓」(テレビ朝日系、10月21日スタート)で、スーパーすずらん(主人公のバイト先)の店長の息子の幼なじみ・尾崎ちふゆを演じるのは、昨年11月に公開された新海誠監督のアニメーション映画「すずめの戸締まり」でヒロインの声優に抜擢されて話題を集めた原菜乃華(20)。今年のNHK大河ドラマ「どうする家康」にも徳川家康の孫娘・千姫役で出演中。
主人公が、不倫相手の店長に加えて、自分に思いを寄せる店長の息子(ミスチルの桜井和寿の長男・桜井海音が演じる)も泥濘に引き込むストーリー展開の中で、ちふゆは幼なじみのことが心配で異常なまでに執着する……という役柄。
9月30日から2週にわたって放送された「こむぎの満腹記」(テレビ東京系)では主演で活躍したが、今回は表現が難しいサブキャラであり、原菜乃華のように確実な演技力がある女優でないと演じきれないだろう。
原菜乃華は2003年8月26日生まれ、東京都出身。6歳の頃から子役として活動を始め、17年には自身の名前をタイトルにフィーチャーした映画「はらはらなのか。」で本人役を演じて主演。22年春の「ナンバMG5」(フジテレビ系)では間宮祥太朗の妹を好演したほか、今年9月に公開された映画版「ミステリと言う勿れ」でも物語の鍵を握るヒロインを演じた。丸亀製麺「シェイクうどん」のCMでもおなじみだ。