壮絶いじめ、ついに“投身”事件まで…宝塚歌劇団の隠蔽構図はジャニーズ事務所に負けず劣らず
小柳ルミ子「自分の衣装の袖に腕を通した際、針が一本刺さっていた。指にその針が刺さり怪我をした」
天海祐希「いじめを受けても気にしなかった。そんなこともあったような……」
黒木瞳「相手役の大地(真央=筆者注)のファンから、楽屋にサンドイッチが送られたが、中には砂が入っていた」
これは山下教介著「ドキュメント タカラヅカいじめ裁判-乙女の花園の今-」(鹿砦社)からの抜粋だが、ファンからの贈り物の中にはカミソリや、わら人形もざらにあったという。
2008年には、宝塚音楽学校に入学した96期生のSが、彼女を執拗にイジメていた同期生たちからの虚偽報告をうのみにした学校側が退学処分にしたことを不服とし、学校を相手取って訴訟を起こした。
裁判ではSの言い分が全て正しいとされ、退学処分が取り消されたが、彼女が夢見た宝塚の舞台に上がることはかなわなかった。