旧ジャニーズ“新社長”福田淳氏の「芸能界改革」を阻む壁…重鎮が権力握る構図はいまだ変わらず

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藤島ジュリー景子さんの後任の社長として打診されたソニー関連会社の執行役員が固辞したことで、東山紀之になった経緯があります。福田さん自身もソニーグループの関連会社で社長を務めています」(週刊誌記者)
 
■芸能界の健全化が難しいワケ

 結局、旧ジャニーズ事務所と関係が深いソニー出身者が社長に就任することになったが、「芸能界改革」を掲げる福田氏には高い壁が立ちはだかっているという。

「福田さんはタレントの立場が弱い日本の芸能界の構造を近代化させると話していますが、テレビ局との癒着や忖度は旧ジャニーズ事務所に限った話ではありません。70代、80代の重鎮がいまだトップに立つ大手芸能プロの壁を切り崩せていない中、福田さんの改革がそう簡単には行かないという声も少なくありません。福田さんの手腕を評価する重鎮がいる一方で、のんの復活をよく思っていない大御所もいます」(前出・週刊誌記者)

 メディアが旧ジャニーズ事務所を追及したところで、テレビの黎明期から脈々と続く他の大手芸能プロとテレビ局の関係を清算しない限り、芸能界の体質は変わらないというのは的を得ているだろう。

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