菅野美穂、小池栄子…秋の連ドラ《強い女性》が主人公の中で“最強”は誰だ?
「ゆりあ先生が不憫で、これがホラー映画なら、こっそり刺繍針をチクチクと夫に刺してもおかしくない展開だよと思ってしまう。でも菅野さんがバラエティー番組などで見せる男気と茶目っ気の混じり合ったあの感じが、役と絶妙にリンク。しかもそんな大変な状況で、ゆりあ先生も若い男性との恋愛を? 見ていてつらくはあるけど、気になってきっと最後まで見ちゃうドラマのひとつだと思います」(前出の映画制作会社スタッフ)
一方、「コタツがない家」は小池演じる会社社長兼カリスマウェディングプランナーの深堀万里江が、夫・息子・父親というダメ男を養うホームドラマ。コメディータッチなので、「ゆりあ先生」と比べると気楽に見られるようで、《今期で一番好き》《うちの家の話かなと毎回うなずいている》などなど、ネット上には好意的なコメントが多い。
「大黒柱としてさまざまなものを背負って立つ万里江と小池さんの人生が似通っている――週刊誌にそんな記事が出たりしましたが、どんなつらい状況でも笑い飛ばせそうな強さが、万里江と、そして演じる小池さんの魅力でしょうね。ゆりあ先生と万里江の心身の強さは見習いたいところではありますが、今期違う意味で最も強いのは、やはりあの方ではないでしょうか」と話すのは芸能ライターのエリザベス松本氏。「あの方」とはNHKで放送中の時代劇「大奥(医療編)」に出演していた仲間由紀恵(44)演じる徳川治済だという。