赤西仁が「まつもtoなかい」で10年ぶりバラエティー出演 “辞めジャニ”続々フジ返り咲きのウラ

公開日: 更新日:

ファン待望“仁亀”復活の可能性も

 赤西が数字を持っていることは実証済みだったが、退所後は地上波から遠ざかる“辞めジャニ”の宿命を背負っていた。ところが、ジャニー喜多川氏(19年没)の性加害問題が明らかになった今春以降は、SMILE-UP.系タレントが劣勢に立たされた。CM契約が続々終了し、「NHK紅白歌合戦」への出場歌手は0人に。大みそかの恒例だったカウントダウンコンサートも中止となり、フジテレビ系による生中継もなくなった。

 フジは今年、SMILE-UP.系タレントとの関係を見直した。Kis-My-Ft2の「キスマイ超BUSAIKU!?」とTOKIOの「TOKIOカケル」を終了させた。TOKIOの冠レギュラー番組は、土曜日朝に枠移動して新番組「トキタビ」となって生まれ変わったが、KinKi Kidsの「KinKi Kidsのブンブブーン」とそろって、時間短縮に踏みきった。

 反比例するように、辞めジャニのフジ返り咲きが著しい。一部報道では、錦戸が来年1月期のドラマ婚活1000本ノック」にキャスティング。山下智久(38)は4月期に主演ドラマが内定しているという。その先鋒というべく今回の赤西は、「辞めジャニの復活ののろしになる」とエンタメライターの伊藤雅奈子氏はいう。

■フジ“帰還”は必然的

「赤西さんはKAT-TUN、錦戸さんは関ジャニ∞、山下さんはNEWS時代にズバぬけたグッズ売り上げで、単独人気が高いことは有名でした。その3人のフジ“帰還”は必然的といえます。ジャニ時代は代表作といえる高視聴率連ドラがあり、退所後も配信ドラマで世界に名を売り、アリーナクラスのライブツアーを成功。ハイブランドのアンバサダーを務めるなど、視界は常に良好。SMILE-UP.系タレントのポジションが微妙になりつつある来年以降は、さらに巻き返していくかもしれません」

 独立から10年目で築く逆転サクセスロード。ファン待望の“仁亀”復活も夢ではないか。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    松本人志「事実無根」から一転、提訴取り下げの背景…黒塗りされた“大物タレント”を守るため?

  2. 2

    島田洋七が松本人志復帰説を一蹴…「視聴者は笑えない」「“天才”と周囲が持ち上げすぎ」と苦言

  3. 3

    人気作の続編「民王R」「トラベルナース」が明暗を分けたワケ…テレ朝の“続編戦略”は1勝1敗

  4. 4

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  5. 5

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  1. 6

    松本人志が文春訴訟取り下げで失った「大切なもの」…焦点は復帰時期や謝罪会見ではない

  2. 7

    窪田正孝の人気を食っちゃった? NHK「宙わたる教室」金髪の小林虎之介が《心に刺さる》ファン増殖中

  3. 8

    井上真央ようやくかなった松本潤への“結婚お断り”宣言 これまで否定できなかった苦しい胸中

  4. 9

    菊川怜が選んだのはトロフィーワイフより母親…離婚で玉の輿7年半にピリオド、芸能界に返り咲き

  5. 10

    福山雅治は自宅に帰らず…吹石一恵と「6月離婚説」の真偽

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇