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芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

福原遥&水上恒司の映画「あの花が咲く丘で、君とまた出会えたら。」興収28億円に迫る大ヒットの兆し

公開日: 更新日:

「ブギウギ効果」も重なって…

 このヒットの裏で、その要因が「原作の完成度の高さ」によるものなのか、「ダブル主演を務めた水上恒司(24)の芝居と、彼が福原の良さを見事に引き出したのではないか」という論争が芸能関係者の間で交わされている。実際、筆者が改めて周辺を取材しても、水上の演技力の高さを評価する声が多かった。

「『あの花──』を見て一番驚いたのは水上の演技が見違えるほど良くなっていることでした。演出家仲間には『たまたま特攻隊という役がハマっただけ』と言う人もいますが、水上のこれまでのストイックな努力が垣間見えたような気がする役づくりに思えました」(テレビ関係者)

 一部では福原と水上の共演について「『舞いあがれ!』と『ブギウギ』という朝の連ドラキャスティングつながりのラブストーリー」と表現する人もいる。実際、水上が「ブギウギ」で演じている大手演芸会社の御曹司役が「あの花──」の追い風になったことは間違いないだろう。

「公開館を取材していて意外に多かったのは、“『ブギウギ』の水上さんを見て、この人の出ている映画も見たいと思った”という女性たちの声です」(週刊誌記者)

 福原と水上の“相性の良さ”もありそうだ。今年3月に公開された「わたしの幸せな結婚」のSnow Man・目黒蓮(26)と今田美桜(26)と同等か、それを上回るペアリングの良さを感じさせる。筆者の独自試算によると、「あの花──」の最終興収予想は「わたしの──」の28億円に限りなく近い数字に迫ると読んでいる。

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