著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

吉岡里帆移籍は「フラーム」に追い風だが…不安材料は松本穂香ら既存女優陣との不協和音

公開日: 更新日:

■吉岡は女優として大きく飛躍する可能性大

「移籍の最大のメリットは、同事務所がNHKドラマのキャスティングに強く食い込んでいることでしょうね。例えば有村は2013年前期の朝の連続テレビ小説『あまちゃん』で話題になり、2017年上半期の『ひよっこ』でヒロイン、昨年の大河ドラマ『どうする家康』では嵐・松本潤(40)演じる徳川家康の正室を演じています。また戸田も2019年後期の朝ドラ『スカーレット』でヒロインを務めています。好感度が高くCMには引っ張りだこですが、代表作や大作ドラマ出演には恵まれなかった吉岡にとって、この移籍は"女優・吉岡里帆"としてグレードアップが望める大きなチャンスになるのでは……というのが、芸能関係者の共通見識です」(芸能プロダクション関係者)

 しかし、この移籍をそんな好意的な意見とは真逆の、"落とし穴"として心配する別の関係者もいる。

「フラームの営業担当者は大忙しで嬉しい悲鳴を上げているでしょうが、このことで影響を受けそうなのが既存の同年代の女優陣でしょう。例えば松本穂香(27)や、今の大河『光る君へ』で注目されている野村麻純(33)のキャスティングに吉岡が割って入ったとしたら、事務所内に見えない軋轢……不協和音が生まれる可能性がなきにしもあらずです。有村でさえ無関係でいられるかどうか……」(別の芸能プロ関係者)

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    自信なくされたら困るから? 巨人・田中将大がカブス戦登板「緊急回避」の裏側

  2. 2

    巨人阿部監督が見切り発車で田中将大に「ローテ当確」出した本当の理由とは???

  3. 3

    「おむすび」は朝ドラ歴代ワースト視聴率濃厚…NHKは橋本環奈で何を見誤ったのか?

  4. 4

    “レジェンドアナ”近藤サトが明かしたフジテレビアナウンス室の実態

  5. 5

    「相棒」芹沢刑事役の山中崇史さんが振り返る俳優人生…地下鉄サリン事件「忘れられない」

  1. 6

    5周年のSnow Man“目黒蓮独走”で一抹の不安…水面下のファン離れ&グループ内格差

  2. 7

    テレ朝の名物社員「ナスD」パワハラ&経費不適切使用→懲戒処分が示したテレビのヤバイ昭和体質

  3. 8

    巨人・田中将大の早期二軍落ちに現実味…DeNA二軍の「マー君攻略法」にさえなす術なし

  4. 9

    人事局付に異動して2週間…中居正広問題の“キーマン”フジテレビ元編成幹部A氏は今どこで何を?

  5. 10

    兵庫県パワハラ知事は第三者委の「違法」指摘にも居直り反省ゼロ…維新・吉村代表に問われる「製造責任」