フジ「新しいカギ」は令和の「学校へ行こう!」になれるか? Z世代に刺さりコア視聴率好調

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 また、学校を舞台に、生き生きとした学生の姿を見られる学校企画は、若年層だけでなく、親世代の視聴者にも好評のようだ。

「親世代の購買意欲を高めるためには、中高生をターゲットにし、親を巻き込んだ視聴につなげるのも一つの方法です。『学校かくれんぼ』をはじめとする学校企画は、主役が学生なので、コンプラが厳しい時代でも和気あいあいと見られて家族だんらんには適したコンセプトになっていますし、そこに広告価値を感じる企業もいるでしょう」(広告代理店関係者)

 ただ、学生向けの企画には思わぬ落とし穴が潜んでいるという。

「人気グループSnow Manの冠番組『それSnow Manにやらせて下さい』(TBS系)も、高校潜入企画などをやっていた時期がありますが、ここ1年ほどは放送されていません。好きなアイドルが、高校に行くという企画は、《こっちはお金払ってライブに会いにいってるのに》と、学生との絡みをわざわざテレビで見たくないというファンもいるようで、アイドルと一般人が絡む企画は意外と難しい印象です。その点『新しいカギ』は、芸人がベースとなっているので荒れる心配もないでしょう」(前出の広告代理店関係者)

 令和版「学校へ行こう!」という呼び声が高い「新しいカギ」。「学校へ行こう!」のように、伝説的な人気番組へと、このまま成長することができるか?

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