吉村大阪府知事と「羽鳥慎一モーニングショー」で因縁の対決 玉川徹氏は終始冷静で大人だった
番組にゲストを迎える場合、当然事前にやりとりがある。「これはぜひ言いたい」「これは聞かないでくれ」とせめぎ合いの後に、合意点を見つけて出演OKとなる。
今回は万博の宣伝を極力抑えた構成になっていた。目玉は大屋根リングと心筋シート。あれほど言っていた空飛ぶクルマは見事に消えていた。
メタンガス爆発には一切触れなかった。これは聞かないでくれという約束だったのか。
番組前の打ち合わせを想像するに、山口真由氏はバランスを取る役目なので、万博の意義を称えそれとなく応援、いつものスタンス(IRのことを突然聞いたのはカンペが出たのであろう)。
石原良純氏は、万博批判の多い構成に不満らしく、「俺にあんまり振らないで」とでも言ったのか、終始つまらなそう。最後には「もっと楽しい部分も半々で聞きたかった」とまとめた。万博は楽しいもんなんだから楽しめばいいじゃない、といういかにもボンボンらしい意見で、一見当を得ているようだが、誰かが討論していると、それを喧嘩みたいに捉えて「まあまあ」とかいう人いるよね。ズルいよね。