怪獣造形のレジェンドが初監督「カミノフデ」に充満する特撮愛 この夏はインディーズ特撮映画が熱い!

公開日: 更新日:

 また7月26日から公開される田中聡監督の「ひどくくすんだ赤」は、かつて「稲妻戦隊サンダーファイブ」のリーダーだった男が、自分が犯した罪によってヒーローから転落し、今では50代の低所得者になっているという、リアルなヒーローのその後を描いた作品。過激な描写もあってR-15指定の映画だが、戦隊ヒーローや怪人たちのアクションも登場する、異色の人間ドラマだ。

 日本で最初のゴジラ映画が公開されてから70年。特撮はすでに世代を超えて日本人のDNAに刷り込まれたジャンル。最先端技術を結集したハリウッドのVFX映画とはまた違い、アイデアや見せ方を工夫することで、アナログの技術や手作り感が魅力の特撮映画は、新たな流れをつくろうとしている感がある。この夏は、インディーズ特撮映画にぜひ注目してほしい。

(映画ライター・金澤誠)

  ◇  ◇  ◇

 日本人なら誰もが知るゴジラだが、そのゴジラには東京都の小池百合子知事がすり寄っていた。

 ●関連記事【もっと読む】小池知事は大ハシャギ!都庁プロジェクションマッピングに血税48.5億円=「ゴジラ」映画2本超…では、小池知事の血税垂れ流しぶりを伝えている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    無教養キムタクまたも露呈…ラジオで「故・西田敏行さんは虹の橋を渡った」と発言し物議

  2. 2

    キムタクと9年近く交際も破局…通称“かおりん”を直撃すると

  3. 3

    吉川ひなのだけじゃない! カネ、洗脳…芸能界“毒親”伝説

  4. 4

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  5. 5

    竹内結子さん急死 ロケ現場で訃報を聞いたキムタクの慟哭

  1. 6

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 7

    木村拓哉"失言3連発"で「地上波から消滅」危機…スポンサーがヒヤヒヤする危なっかしい言動

  3. 8

    Rソックス3A上沢直之に巨人が食いつく…本人はメジャー挑戦続行を明言せず

  4. 9

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  5. 10

    立花孝志氏『家から出てこいよ』演説にソックリと指摘…大阪市長時代の橋下徹氏「TM演説」の中身と顛末