暗雲立ちこめる「キングオブコント2024」の行く末…松本人志不在で審査員は新体制に
コント日本一を決める「キングオブコント2024」(以下、KOC)が12日にTBS系で生放送されるが、例年に比べて盛り上がりに欠けている。
今年も昨年に続いて14時スタートの生特番「お笑いの日」として、「ラヴィット!」「究極の男は誰だ!?最強スポーツ男子頂上決戦2024秋」「ザ・ベストワン」に続く大トリとしてKOCが放送。MCは例年通りダウンタウンの浜田雅功(61)。審査員は東京03の飯塚悟志(51)、バイきんぐの小峠英二(48)、ロバートの秋山竜次(46)、かまいたちの山内健司(43)、シソンヌのじろう(46)で、大会史上初の全員歴代王者。じろうは初となる。
新体制になった理由は、ダウンタウンの松本人志(61)の不在にある。松本は、08年の第1回大会からコンビで司会を担当。15年からは、審査員長に就任していた。ところが、昨年12月に発売された「週刊文春」が性加害疑惑を報じたことで芸能活動をすべて休止。現在も裁判の渦中にある。
係争は予想以上に長引き、審査員長という大役を降板せざるを得なかった。12月には、同じく審査員を務める漫才日本一決定戦「M-1グランプリ2024」を控えているが、こちらも続投が怪しい。