安室奈美恵 人気絶頂20歳での電撃デキ婚
■1997年10月
小室哲哉のプロデュースでミリオンヒットを連発。ファッションを真似た「アムラー」の登場で社会現象を巻き起こした安室奈美恵。97年10月、同じ小室ファミリーでTRFのダンサーSAM(当時35)と電撃入籍して世間を驚かせた。
知り合ったのは95年春ごろだったという。その後、安室が小室ファミリーに加わったことで共演の機会も増えていったが、当時SAMは交際中の女性と婚約寸前。安室もフリーのダンサーや俳優との熱愛報道が流れるなど本格交際には発展しなかった。しかし、96年にSAMの婚約話が破談になってから急接近。97年1月には新宿での正月デート現場が写真誌にキャッチされる。
この時、安室は「お友達です。時間が空いたので映画を見に行っただけ」と釈明。SAMも「別に何もありませんよ」とコメントしたが、その後、2人は同じマンションの別フロアに住み、事実上の同棲生活を始めるなど交際は進展していった。
97年8月13日、4大ドーム公演の最後を飾るナゴヤドームコンサート打ち上げの席で安室はSAMとともに所属事務所社長に「私、結婚してもいいですか」と言った。社長は「幸せになれる道がSAMとの結婚なら、反対する理由はない」と返したが、ほどなくこれが現実に。10月1日に社長は安室の妊娠を知らされる。市販のテスターを使ったという安室に、社長はもう一度、病院に行って確かめるよう指示を出した。