岩井小百合 初デートでボーイフレンドが急死

公開日: 更新日:

 直後はいつ倒れてもおかしくないほどのショックを受けた。警察や男性の両親にも事情を説明しなければいけなかった。葬儀は主演ミュージカル「小公女セーラ」のリハーサルと重なったため欠席したが、通夜に訪れた。手記の出版も打診されたというが、もちろん断って、ショックを隠しながら翌月からミュージカル全国公演を行った。

 後に岩井は「傷ではないけれど、やはりあのことは忘れられませんね。でも、周囲の人の励ましとか、つらくても前向きに生きることを教わりました」と語っている。その後、パチンコライターなど異色の経歴を経て03年に外科医と結婚。渡米して2児をもうけ、08年に帰国し、近況などを09年の日刊ゲンダイ本紙コラム「あの人は今」で語った。
■1987年6月の出来事

1日、日経平均株価2万5000円台。6日、東村山市の老人ホーム松寿園で火災、寝たきり老人ら17人が焼死。11日、マドンナが来日。13日、広島の衣笠が連続試合出場2131の世界新記録を樹立(22日国民栄誉賞受賞)。16日、俳優・鶴田浩二が死去(享年62)。同日イタリア下院議員選挙で元ポルノ女優チチョリーナが当選。

【連載】プレイバック芸能スキャンダル史

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    僕がプロ野球歴代3位「年間147打点」を叩き出した舞台裏…満塁打率6割、走者なしだと.225

  2. 2

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  3. 3

    “玉の輿”大江麻理子アナに嫉妬の嵐「バラエティーに専念を」

  4. 4

    巨人「先発6番目」争いが若手5人で熾烈!抜け出すのは恐らく…“魔改造コーチ”も太鼓判

  5. 5

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  1. 6

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 7

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  3. 8

    【独自】フジテレビ“セクハラ横行”のヤバイ実態が社内調査で判明…「性的関係迫る」16%

  4. 9

    大江麻理子アナはテレ東辞めても経済的にはへっちゃら?「夫婦で資産100億円」の超セレブ生活

  5. 10

    裏金のキーマンに「出てくるな」と旧安倍派幹部が“脅し鬼電”…参考人招致ドタキャンに自民内部からも異論噴出