病室でも不安な表情…清原被告が恐れる裏社会の“逆恨み”
清原被告も2人の息子を持つ父親だ。子どもの将来を考えれば、もうこれ以上、マスコミに騒がれたくない気持ちも分からなくはない。ただ、“入院代”は身分不相応なほどに高過ぎる。背に腹は代えられない事情でもあるのか。
「裏社会を恐れているのではないか」――。そんな声が流れている。
「清原被告の逮捕以降、どの報道も『覚醒剤の密売ルートは黙秘を続けている』と警察情報をタレ流してきましたが、裏社会の住人は皆、半信半疑です。14年5月にASKAが逮捕された直後も『密売ルートは黙秘』と報じられていたが、3カ月後には常習者から“新宿の薬局”と呼ばれていた住吉会系の組幹部が密売容疑で逮捕され、その後、1年がかりで組関係者39人、顧客33人の計72人が芋づる式で挙げられた。だから、清原の黙秘報道も真に受けるわけにはいかないのです。本当に密売ルートを話してないのか、裏社会が清原に接触しようとしても、おかしくありません」(ヤクザ事情に詳しいジャーナリスト)
薬物事件で逮捕されて密売ルートを守り続けた有名人は2人しかいない。1人は勝新太郎だ。取り調べも裁判も独特の“勝新節”でけむに巻いた。もう1人は江夏豊で、口の堅さが災いし、初犯でありながら執行猶予ナシの実刑判決を下されたともっぱらだ。