ロマンポルノで開眼 間宮夕貴「ヌードに抵抗ありません」
「監督が思い描く概念を壊していくのが女優の仕事。周囲の先輩たちに相談したら、見ないほうがいいとアドバイスを受けたんです。それにせっかくなら人生初ロマンポルノは自分の作品っていうのがいいかなって(笑い)」
映画「甘い鞭」(13年、石井隆監督)で壇蜜の少女時代を演じた際はヘアヌードや過激なレイプシーンに挑んでいる。今回の撮影現場では、「キャストやスタッフの皆が、ロマンポルノという歴史ある作品に取り組んでいるんだという意識をもっていい緊張感が流れていた」と振り返る。日活が力を入れるプロジェクトに参加できた喜びが大きいが、もちろん、プレッシャーもある。
「本音をいえば、今回のプロジェクトの他の4作品を見たら心が折れる部分があるかもしれない。でも、塩田監督が“僕の作品が一番面白い”と言ってくれた言葉を思い出して自信を持つよう自分に言い聞かせようって。参加している女優さんは全員がライバルですが、なかでもプライベートでも仲がいい木嶋のりこちゃんには負けたくないです!」
大学進学を機に名古屋から上京。原宿でスカウトされ、偶然が重なってこの世界に入ったが、いまは明確な目標がある。
「アンジェリーナ・ジョリーに憧れています。体形も好き。わたし、運動オンチなんですが、少しでも近づけるようジムに通って鍛えまくってます」
その成果は映画で存分に味わえそうだ。