髙嶋政宏さんに聞く 夫婦円満のための「変態道」の極意
一生モノの鞭を買う
「ファッションに特化したSMアダルトグッズ販売サイト『URAN』がオススメですね。M女界の有名な女性がやっています。僕の鞭? これは天ノ介さんのバラ鞭、業界では有名な職人さんです。革を編んでいて一生モノ。買わなくても、店に行けば用意されているんですが、鞭ぐらい自分で買いたいなと思って。オブジェとしてもいい。しなりが違うんです。使うほど味が出る。ただ妻は、グッズを持っていることを知らないんです。一切使う気もないようなので、ドラマの現場で女優陣に叩いてもらうのが楽しみです。レクリエーションですよ。渡したら叩くかどうか、表情も見たり。“盛り上がりグッズ”としても活躍します」
■外出前に妻と握手する理由
著書では、妻のシルビアさんに対する愛情もつづっている。「性癖」を共有できなくても、夫婦仲を深めるコツはある。
「僕は料理も作りたいし、できるかぎり洗濯もしてあげたい。本当にシルビアが好きなんです。ただ、妻といえども“別の星から来た人”といういい意味での諦めが大事。分かり合おうとしないことですね。自由にさせてあげるといい。倦怠(けんたい)期に入った夫婦なら、握手が有効です。僕の場合は外出する前に、『もし、事故に遭ったり、大地震が起きたら、これが最後かもしれない』と思うから、触れずにはいられない。こういうとシルビアも笑いながら、応じてくれますし、我が家ではハグ&キスが日課になっています」
■「俺はバカ」のM男になる
「円満の秘訣は、M男であることですね。喧嘩したり、揉めそうになったら自分から『俺がバカだったからさ』と言いだすようにします。あとは何でもまず妻に聞くことですね。『きょう雨、降るのかな?』とか。シルビアも、『天気予報みたら』と言いながら、頼られると悪くはないようです」
嫌われたらどうしよう……と不安になる必要はないのだ。