大原がおりが語る 水着選びに苦労したミニスカポリス時代
街で握手した瞬間にオッパイをギュッとわしづかみ
その頃、ミニスカポリスが大フィーバーして、街を歩いていると「かおりポリス、逮捕して~」と声をかけられました。行き過ぎなファンもいて……。渋谷センター街で男の子2人組に「握手してください!」と話しかけられ、握手した瞬間にもうひとりがオッパイを突然ギュッ! とわしづかみ! 「ギャー!」としゃがむと、ゲラゲラ笑いながらいなくなっちゃった。今だったら大問題ですよね。その頃、SNSがあったら「こういう行為はやめてください」と訴えられるけど、当時はマネジャーさんに伝えて「怖かったですね、気をつけましょうね」と言われて終わりでした(笑い)。
グラビアの話に戻りますが、12年くらいグラビアから離れていて、14年に30代後半で復帰しました。久しぶりすぎてポーズの取り方も忘れてしまっていたけど、体形キープはしていたので、久しぶりの撮影でも大満足な写真を撮ってもらうことができました。その後、いろんなグラビアに出させてもらいました。
私が若い頃にグラビアを見ていた方たちが「今の若いアイドルのグラビアを中年になった自分が見ていいのか悩んでたけど、大原さんがグラビアに復帰してくれたので心置きなく大原さんを見てます」と言ってくれました。同年代にはまだ需要があるみたい(笑い)。
私より先輩の元シェイプUPガールズの中島史恵さんも、つい最近写真集を出されていて、今でも美しくてとってもスタイルがよくてカッコイイ。それを見ていたら、私もまた写真集を出したいなぁって思ってしまいました。いつグラビアに呼ばれてもいいようにと体形維持のためにも常にスニーカーを持ち歩いて、夜ご飯を食べた後はヒールから履き替えて1時間くらい歩いて帰っています。
それと、数年前に姓名判断をしてもらって、「大原がおり」に改名しました。「“か”を5画にしたほうが売れる」と姓名判断の方に言われたけど、5画の漢字が見つけられなかったので思い切って「が」に(笑い)。
これからも大原がおりをよろしくお願いします。
(聞き手=松野大介)
▽おおはら・がおり 1976年2月、東京都出身。96年にグラビアアイドルとしてデビュー。現在「待機!無理スカポリス」(KawaiianTV)出演中。犬のファッションブランド「Otty(オッティ)」のデザイナー。