不祥事後はバラエティーで芸人にイジってもらうことが、イメージ回復の処方箋のようになっている昨今。原田は2年前の袴田吉彦が「アパ不倫」をネタに復帰したパターンを考えたのだろうが、先に明かしたのでは、語るに落ちる。マジシャンがタネを明かしてマジックを見せるようなもの。ダウンタウンも「ぜひ」と乗ってくるはずもない。
スキャンダルは対応の仕方ひとつで大きく変わる。せっかく認めて謝罪したのに詰めを誤った。俳優・タレントとして軌道に乗ってきた原田。不倫の代償だけでなく、あざとい回復作戦で傷口はさらに広がった。