2つのドラマで注目の瀧内公美 主演映画で魅せた大胆濡れ場
現在、放送されているドラマで彗星のように現れた――瀧内公美(31)はそんな表現がぴったりかもしれない。これまで印象に残るようなドラマ出演はないが、「恋する母たち」(TBS系)と「共演NG」(テレビ東京系)でのとがった演技が注目を集めている。
「共演――」ではドラマのヒットを仕掛けるショーランナー役、斎藤工の秘書的な宣伝プロデューサーとしてキーパーソンになっている。「恋する――」では、瀧内は駆け落ちした男の妻・木村佳乃と対峙する。木村は瀧内の元夫と付き合っていて、13日放送の第4回では2人が修羅場を演じた。
瀧内は木村に向かって「亭主と駆け落ちした女の元旦那と、傷をなめ合って生きていくって、ダッサイんだけど」と迫り「あ~あ、これでサッパリしたわ」と捨てぜりふを吐く。
瀧内は20日の放送でも悪女ぶりを発揮した。
演技派というほどこなれていないが、2つのドラマで朝ドラで登場した頃の吉田羊のような、キャラが立った女優として認知されそうだ。
瀧内の押し出しの強さは過去の経歴に支えられたものだろう。柄本佑とほぼ2人芝居のような昨年公開の映画「火口のふたり」では全編を通して体当たりの濡れ場を演じた。まるで「全裸女優」のようでもあった。