著者のコラム一覧
小林ひろみメノポーズカウンセラー

メノポーズカウンセラー。NPO法人更年期と加齢のヘルスケア会員。潤滑ゼリーの輸入販売会社経営の傍ら、更年期に多い性交痛などの相談に乗る。

激しいピストン運動や射精はいらない…挿入なし性交の勧め

公開日: 更新日:

 中高年の“セックスの壁”は、主に2つあります。女性の「性交痛」と、男性の「ED」です。

 女性は更年期以降になると、性器の潤い不足から性交痛を感じやすくなります。痛いからセックスしたくない。するとパートナーは「性欲がない」と勘違いする。女性の中には次第に「性欲がなくなった」と思うようになる人もいるでしょう。

 でも、ちょっと考えてみてください。痛みがなければセックスでき、お互いに「性欲がなくなった」なんて結論に至らなくても済むかもしれないのです。残念なのは、「痛いのが嫌なら、セックスレスしかない」と感じてしまうこと。

 ほとんどの場合、女性が痛みを感じるのは挿入に関してです。もし、挿入にこだわらなければ、セックスが可能かもしれない。EDが中高年男性のセックスの壁なら、お互いに挿入なしで気持ちよくなれるセックスを模索するのもひとつの手です。「射精しなければ」と思う男性がいるかもしれません。でも、それが重要なのは生殖目的のセックスです。お互いの喜びのためのセックスには挿入・射精は不可欠ではないのです。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    西武ならレギュラー?FA権行使の阪神・原口文仁にオリ、楽天、ロッテからも意外な需要

  2. 2

    家族も困惑…阪神ドラ1大山悠輔を襲った“金本血縁”騒動

  3. 3

    9000人をリストラする日産自動車を“買収”するのは三菱商事か、ホンダなのか?

  4. 4

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏の勝因は「SNS戦略」って本当?TV情報番組では法規制に言及したタレントも

  5. 5

    小泉今日子×小林聡美「団地のふたり」も《もう見ない》…“バディー”ドラマ「喧嘩シーン」への嫌悪感

  1. 6

    国内男子ツアーの惨状招いた「元凶」…虫食い日程、録画放送、低レベルなコース

  2. 7

    ヤンキース、カブス、パドレスが佐々木朗希の「勝気な生意気根性」に付け入る…代理人はド軍との密約否定

  3. 8

    首都圏の「住み続けたい駅」1位、2位の超意外! かつて人気の吉祥寺は46位、代官山は15位

  4. 9

    兵庫県知事選・斎藤元彦氏圧勝のウラ パワハラ疑惑の前職を勝たせた「同情論」と「陰謀論」

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇