目<下>目の血流改善を行うための「4つのメソッド」
人間が外部から入手している情報の約8割は、「目(視覚)」から入るといわれている。
目の機能が低下すると、それだけ日常生活の影響は大きい。特に、近視や老視で視力が低下してくると、「そろそろ眼鏡やコンタクトレンズで矯正するか」「度数を強くするか」と安易に考えがちだ。しかし、その前に「自力で視力を回復させる」ことを試してみた方がいい。
「ほんべクリニック眼科・統合医療科」(愛知県名古屋市)の本部千博院長が言う。
「眼鏡やコンタクトレンズは、決して近視を“治す”ものではありません。一度使うと、一生使い続けることになる上、使ううちにどんどん視力が下がって、度数も上げていくことになります。しかし、程度によっては視力は自分で回復させることが可能です。視力が下がったと気づいた時点で、視力回復のメソッドを実践したり、生活習慣や環境を改善することで、視力が回復したり、眼鏡やコンタクトレンズが不要になることもあるのです」
強度の近視に進むのを防ぐ方法として、本部院長が推奨するのは「裸眼のすすめ」。眼鏡やコンタクトレンズをつくったとしても、将来的に外すことを視野に入れて、「必要なときに使って、調子がいいときは外す」という使い方を勧めている。