巻き爪は悪化すると歩けなくなる!一度の施術で痛みがかなり軽減する「3つの方法」
涼しくなりサンダルから靴を履く機会が増えた人は一層、巻き爪のつらさを改めて感じているかもしれない。巻き爪とは、爪の先端の角の部分が内側に湾曲し、皮膚に食い込んでいる状態のこと。ひどくなると食い込んだ箇所が炎症を起こし、歩くのも困難なほど痛みが増す。処置が早いほど治りも早く、QOL(生活の質)を阻害されない。
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炎症までいくと皮膚科での治療が必要となるが、巻き爪の矯正ならフットケアの専門店で受けられる。「東京フットケア協会」代表理事で、足のトータルケアサロン「フットアドバンス」代表の山本孝志さんは、3つの方法を提案しているという。
「①ワイヤ法、②プレート法、③フック法で、それぞれメリット、デメリットがあります。その人の巻き爪の状態や痛む場所などをヒアリングし、適した方法を選択します」(山本さん=以下同)
①ワイヤ法は、フリーエッジと呼ばれる爪上部の白い部分の両側に小さな穴を開け、そこに形状記憶合金ワイヤを通して装着。ワイヤの“元に戻ろうとする力”を利用して、巻いてしまった爪を矯正する。