タッパーウェアブランズ・ジャパン「タッパー」と呼べるのはタッパーだけ?

公開日: 更新日:

 唐突ですが、4月27日は「タッパーの日」。どこの家庭にもあるプラスチック密閉容器を販売する会社の日本法人が1963年の今日、設立されたことにちなむ。「タッパーと呼べるのはタッパーウェアだけ」というのは本当なのか?

「はい、本当ですが、厳密に言いますと、“プラスチック製保存容器”を『タッパー』および『タッパーウェア』と呼べるのはタッパーウェアブランズ社のみとなります。タッパーウェア社に関わるすべての知的財産はグループ会社が管理しており、商標もその会社名で取得されています。あまりに一般用語化されているので、たまに漫画や書籍出版に際し、使用許諾のご連絡をいただいております」(同社の担当者)

■開発者のアール・S・タッパーさんの名前が由来

 他社は「マスターシール フレッシュ」(ティファール)とか「フレッシュロックコンテナ」(タケヤ化学工業)と呼んでいるが、あまりにタッパーが有名すぎて一般名称になっている。ちなみに、タッパーとは開発者のアール・S・タッパーさんの名前が由来だ。1963年は東京オリンピックを翌年に控えた時期。自立に目覚めかけていた日本女性、特に主婦の心をとらえたのだという。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…