米軍オスプレイ墜落でXのトレンド入り、「不時着水」は墜落や着水と何が違う?

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《不時着水って何?》《不時着したなら事故にならないのでは》

 30日、X(旧ツイッター)で《不時着水》という単語がトレンド入りした。

「不時着水」とは29日に鹿児島県の屋久島沖で墜落したとみられる米軍輸送機CV22オスプレイについて、日本政府が使用した言葉だ。

 同日、ぶら下がり会見した宮沢博行防衛副大臣(48)も「不時着水」と説明。その理由について、記者団に「最後の最後までパイロットは頑張っていたということだ」などと発言していたのだが、SNS上では《墜落しないよう頑張らないパイロットっているのか》《機体が粉々になっているのに不時着水?》と総ツッコミ状態となった。

■募っていたが募集はしていない、の安倍語録みたい

 政府が「不時着水」を使うのは初めてではない。2016年12月に米軍のMV22オスプレイが沖縄県名護市のキャンプ・シュワブ沿岸部の浅瀬に墜落した際も、当時の稲田朋美防衛大臣が「コントロールを失った状況ではなく、自発的に着水したと聞いている。墜落ではない」と発言。これを受け、野党が政府に対して『「墜落」と「不時着」、「着水」及び「不時着水」の違いについて』ただす質問主意書が出ている。

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