米男性が急斜面300m滑落から“奇跡”の生還! こまめなXのポストが3日後の救助につながった
米国の男性がハイキング中に足を滑らせて急斜面を300メートル以上滑落。その3日後に、重傷を負って身動きできないものの、生存しているのが発見され、「奇跡的」と話題になっている。
カリフォルニア州ファーンデールに住むイアン・スナイダーさん(34)は12月4日、ハワイ・オアフ島北部のハイキングコース「コオラウ・サミット・トレイル」を歩いていた時に滑落。事故の記憶はないが、意識を取り戻すと滝つぼの近くに倒れていたという。
あちこちを骨折して身動きが取れなかったものの、右手を延ばせば水が飲める状態だったため、救出されるまで生き延びることができた。
イアンさんがハイキングの様子をこまめにXに投稿していたことも幸いした。4日に緑の山腹に雲が流れる動画を投稿、「今の状況」とポストしたのを最後に更新が止まったことに家族が気が付き7日、ホノルル消防署にイアンさんが安否不明になっていることを通報したのだ。
救助隊は投稿された動画からすぐに滑落した場所を特定してイアンさんを発見。医療ヘリでホノルルのクイーンズ医療センターに搬送した。