これで16歳? ダーツ世界大会「最年少」で決勝進出した英少年の姿が話題に
ダーツの世界選手権に全く無名の16歳の少年が出場し、なんと決勝に進出。惜しくも優勝は逃したものの、決勝進出の最年少記録を更新してセンセーションを巻き起こしている。
注目を集めたのは、英中部ウォリントンに住むルーク・リトラー。ロンドンのアレクサンドラ・パレスで開催されていたPDCダーツ世界選手権大会に世界ランキング164位で初出場。それが元世界チャンピオン3人を含む強豪プレーヤーを次々に撃破し、3日の決勝戦への進出を決めた。
試合後、リトラーはBBCに「デビュー戦で決勝に進出できるなんて、考えるのもクレージーだ」と感激を語った。
写真は決勝戦でのリトラー。この闘志に満ちたひげ面が16歳の少年とはとても信じられない。
決勝での対戦相手は、同じく英国人のルーク・ハンフリーズ。
残念ながらリトラーは4-7でハンフリーズに敗れ、優勝こそ逃したものの、複数の世界記録を更新した。
まずは同大会決勝進出の最年少記録を更新。また元世界チャンピオンを倒した最年少記録、同大会初出場の最高平均スコアも更新し、全てギネス世界記録に認定された。この大会で50万ポンド(約9000万円)の優勝賞金は逃したものの、20万ポンド(約3600万円)をゲットした。