元衆院議員・若狭勝氏は女帝と断絶して7年「今は本当に幸せ」
■サッチー騒動捜査から見える今後
「辞書の解説によると、『留学』の幅は広く、〈外国で学ぶ〉といった意味合いもある。そうしたことから、虚偽記載と断定はできないと結論付けました。小池さんにしても、正規の手順で卒業していなくとも、人間関係を駆使して『卒業認定』とされた可能性がある。当局が認めていれば、選挙公報に再び『カイロ大卒』と記載しても、処罰するのは難しいでしょう。駐日エジプト大使館がSNSで発信したカイロ大声明の捏造疑惑についても、当局が事後承諾すれば文書偽造は問いづらい」
圧勝で初当選した女帝は地域政党「都民ファーストの会」を立ち上げ、17年の都議選でも大勝。勢いに乗って国政政党「希望の党」を結成して衆院選に臨むも、「排除発言」などが仇となって惨敗し、戦友の若狭氏もバッジを失った。
「直後に〈顧問になってよ〉という話がありましたけど、応じなかった。その後の関わりはないです。1年ほど前に執り行われた豊島区長の告別式で顔を合わせただけ」
政界引退後ほどなく出演した医療バラエティー番組で、「落選ストレスで余命7年」と宣告された。そろそろだが……。