自民・麻生副総裁また岸田首相ヨイショ…「政策で間違ったことしていない」の大間違い
■「令和の所得倍増」や賃上げはどうなった?
自民党国会議員の面々にとって、岸田首相は「間違ったことはしていない」と高評価なのかもしれないが、国民の多くは「いやいや間違いだらけでしょう」と感じているようだ。
SNS上でもこんな声が広がった。
《「令和の所得倍増」はどうなった?。物価対策は?賃上げは?実質賃金は過去最長の26カ月連続で減少。やることなすこと、すべてが間違っている》
《日銀の利上げ判断で円安は落ち着いたが、岸田首相は何をしたのだろうか。ガソリン高の時に国民民主党が求めたトリガー条項を発動しなかったのはなぜなのか。あれも正しい政策判断だったというのか》
《難しい政策で結果って何。唐突に防衛費を爆増して戦争できる国にしたということか。国民は誰も望んでいないが》
総裁選出馬の可能性が強くささやかれる石破茂元幹事長(67)との不仲説が流れる麻生氏。岸田首相を持ち上げたのは、石破人気を早めに“潰す”狙いもあるとみられるが、コップの中の争いの前に国民世論に耳を傾けるべきではないか。
◇ ◇ ◇
●関連記事【もっと読む】【さらに読む】では、総裁選で再選を目指す岸田首相の動きを取り上げている。