再生数荒稼ぎ「搾乳器動画」なぜ“シロ”? 再生1000万回超“手術動画”が削除されないケースも

公開日: 更新日:

 いま、ものすごい勢いで席巻している動画コンテンツが、女性が搾乳器を使っている様子が収録された「搾乳器もの」。投稿されると瞬く間に100万回、200万回と再生数を稼いでいるものも少なくない。表向きは、子供が飲む母乳を哺乳瓶にたくわえるための搾乳器の使い方を初心者にわかりやすくレクチャーする、という触れ込みだが、実際に女性が乳房をさらしていることから、意図的な“再生数稼ぎ”を指摘する声も聞かれる。

「搾乳コンテンツが流行り出したのは、今年春ごろからです。女子大生やOL、熟女といった女性のほか、明らかにAIで作成されたと思われる女の子が乳房を出しているものの、動画にはハッシュタグで“医療”“教育”“育児”とつけられ、コメント欄には『たいへん勉強になりました』『息子が喜んでいます』と新米ママを装うものが多く、レギュレーションをすり抜けています」(ITジャーナリスト・井上トシユキ氏)

 特に増えているのが“AI女性”による動画だが、リアリティがないためかそれほど再生回数は伸びていないという。

■有料ライブチャットやコミュニティーに誘導

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 暮らしのアクセスランキング

  1. 1

    兵庫県百条委メンバーの前県議が死亡、ついに3人目の犠牲者…斎藤元彦県政「誹謗中傷」放置の罪深さ

  2. 2

    渦中のフジも自民議員の親族ゴロゴロ…有事の“お守り”? テレビ局に「政治家の身内ばかり」の歪んだ思惑

  3. 3

    新卒初任給の引き上げラッシュで給与“逆転”も?中高年社員から漏れる「仕事教えるからおごれ」の複雑心境

  4. 4

    元県議死去で激震!いよいよ狭まる兵庫県警の斎藤元彦知事“包囲網”…震災式典終え捜査解禁

  5. 5

    無人餃子店ブーム一服で閉店ラッシュ…失敗しても運営会社が痛くない懐事情

  1. 6

    楽器を始めるなら、中高年にオススメは…1位は何だ? 2位は「ピアノ」

  2. 7

    悠仁さま「渋渋→東大」プランはなぜ消えた? 中学受験前に起きた小室圭さん問題の影響も

  3. 8

    「いつから共通テストの教室は男女別になったの?」数年前から疑問が続々…その理由は?

  4. 9

    「2025年7月」に大災難…本当にやってくる? “予言漫画”が80万部突破の大ベストセラーになったわけ

  5. 10

    杉田水脈氏が元兵庫県議の死をめぐり誹謗中傷を猛批判どの口で? SNSで《あなたは加害側》とブーメラン

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    露木茂アナウンス部長は言い放った「ブスは採りません」…美人ばかり集めたフジテレビの盛者必衰

  2. 2

    フジテレビの“天皇”日枝久氏が雲隠れ…社内紛糾、迷走で「院政崩壊」へカウントダウン

  3. 3

    フジテレビ「芸能界との蜜月」は港社長に引き継がれ…87歳日枝久氏はなぜ引退しないのか?

  4. 4

    “上納接待”疑惑でフジテレビ大激震…女子アナたちの怒りと困惑「#MeToo運動」に発展か?

  5. 5

    中居正広引退に「週刊誌のせいで」と怒る“ヅラ”たちの思考回路 GACKT&エハラマサヒロ…著名人のミスリードも

  1. 6

    中居正広まるで“とんずら”の引退表明…“ジャニーズ温室”育ちゆえ欠いている当事者意識に批判殺到

  2. 7

    ワイドショー・情報番組が圧勝で「テレビ朝日」独走か…蹴散らされる裏番組、フジテレビにはトドメにも

  3. 8

    佐々木朗希いったい何様? ロッテ球団スタッフ3人引き抜きメジャー帯同の波紋

  4. 9

    中居正広問題で大揺れフジテレビ…社員説明会で“ギャグ”?改めて露呈した港浩一社長のポンコツ

  5. 10

    フジテレビ日枝久相談役に「超老害」批判…局内部の者が見てきた数々のエピソード