小児性愛症は治療が必要(3)0歳の娘との“行為”の動画投稿を繰り返し…
今月、乳児施設で、入所する2歳以下の乳児に対し体を触ったり性的暴行を加え、その様子を撮影したとして、強制わいせつと強制性交等、児童買春・ポルノ禁止法違反(製造)の疑いで、元施設職員の男(26)が埼玉県警に逮捕された。こうした乳児に対する性暴力は入所施設だけで起こる事件ではない。今回は、0歳の実子に対する強制わいせつで逮捕に至ったケースを紹介する。
金融系企業に勤める40代後半の男性B氏は、昇進に伴うプレッシャーと多忙でうつ病を発症し、退職して自宅療養をしながら過ごしていた。その頃、母親に膵臓がんが見つかり、治療の甲斐なく3カ月で亡くなった。自暴自棄になったB氏は、ストレスを発散させようとエスカレーターで女子高生の盗撮を繰り返すようになり、ある日、路上で見かけた女性に欲情し抱きついて転倒させ逮捕された。
執行猶予判決を受けてからは自宅で過ごす日々が続き、たまたまアクセスした裏サイトに「自分のぬいぐるみと一緒に陰茎の写真を撮る」といったコミュニティーを発見。幼い頃からキャラクターものが好きだったB氏は、好奇心でぬいぐるみと自分の陰茎を写した写真を投稿し、ひそかな趣味になりつつあった。