再生数荒稼ぎ「搾乳器動画」なぜ“シロ”? 再生1000万回超“手術動画”が削除されないケースも

公開日: 更新日:

「発信者の中には再生数を稼ぐだけでなく、有料のライブチャットやファンコミュニティーに誘導するものもあります」(井上トシユキ氏)

 本来、局部や陰部をさらす動画は成人コンテンツと見なされ、NGとされているが、こうした動画は育児や教育を口実に規約ギリギリで成立しているとのこと。

「だいぶ前に、ある美容整形クリニックのドクターが女性の局部手術の模様を動画にアップし、1000万回以上再生されるなど、いまだに人気を集めています。動画では局部をこねくり回す様子も映し出されていますが、あくまで医療の実例ということになっています。しかし、明らかに男性の視聴が多い印象です。搾乳が飽きられたら、次は授乳だといった声もあり、今後もさまざまなエクスキューズによって、こうした動画がなくなることはないと思われます」(井上トシユキ氏)

 手を変え品を変え、発信側と視聴側の“共犯関係”は続くという。

  ◇  ◇  ◇

 人気YouTuberHIKAKINが「ヒカキン、パパになる」というタイトルの動画で第一子誕生を報告した。しかしながら、再生数の荒稼ぎと指摘する声も……。●関連記事【もっと読む】では『ヒカキンでもネタ切れ?第一子誕生も「人生に関わる大切なご報告」…三流YouTuberさながらの"煽り"に賛否』、で詳しく取り上げている。

最新のライフ記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大山悠輔が“巨人を蹴った”本当の理由…東京で新居探し説、阪神に抱くトラウマ、条件格差があっても残留のまさか

  2. 2

    大山悠輔逃し赤っ恥の巨人にOB評論家《良かった》 FA争奪戦まず1敗も…フラれたからこその大幸運

  3. 3

    悠仁さまの進学先に最適なのは東大ではなくやっぱり筑波大!キャンパス内の学生宿舎は安全性も高め

  4. 4

    過去最低視聴率は免れそうだが…NHK大河「光る君へ」はどこが失敗だったのか?

  5. 5

    八村塁が突然の監督&バスケ協会批判「爆弾発言」の真意…ホーバスHCとは以前から不仲説も

  1. 6

    《次の朝ドラの方が楽しみ》朝ドラ「あんぱん」の豪華キャストで「おむすび」ますます苦境に…

  2. 7

    国民民主党・玉木代表まだまだ続く女難…連合・芳野友子会長にもケジメを迫られる

  3. 8

    「人は40%の力しか出していない」米軍特殊部隊“伝説の男”が説く人間のリミッターの外し方

  4. 9

    瀬戸大也は“ビョーキ”衰えず…不倫夫をかばい続けた馬淵優佳もとうとう離婚を決意

  5. 10

    迫るマイナ保険証切り替え…政府広報ゴリ押し大失敗であふれる不安、後を絶たない大混乱