帯広の混乱は「対岸のドカ雪」じゃない! 「条件が合えば東京でも」と気象予報士が強く警鐘
■条件さえそろえば東京も
近年は気候変動の影響により、日本周辺の海域は軒並み、海水温が上昇している。帯広の混乱は決して対岸の“ドカ雪”とは言えそうにない。
「帯広の大雪は、こうした温暖化の影響が顕在化したのかもしれません。同じく海水温が平年よりも高い日本海側はもちろん、気圧配置などの条件さえそろえば、東京の降雪量もこれまで以上に増える恐れがあります」(杉江勇次氏)
温暖化が解決しない限り、日本中のいつどこで大雪に見舞われてもおかしくない。