「ホウレンソウのおひたし」では新人社員は育たない? 芳根京子主演「まどか26歳」でも取り上げていたが…
「ホウレンソウのおひたし」をご存じだろうか。「知ってるに決まってるだろ!」といきり立ったアナタは、職場でパワハラ上司と陰口をたたかれている可能性が……。
ホウレンソウが報告、連絡、相談の略というのはビジネスの常識だが、おひたしは、部下からホウレンソウを受けた際のリアクションのこと。
お=怒らない、ひ=否定しない、た=助ける、し=指示する――その略なんだそうだ。
即答できたアナタは、芳根京子(28)主演のTBS系火曜ドラマ「まどか26歳、研修医やってます!」を見たでしょ?
芳根が演じる新人研修医たちの指導に悩める先輩医師たちが雑談で「ホウレンソウのおひたし」について話していた。
以前、日刊ゲンダイ芸能面でも触れたが、このドラマ、オジサン管理職には新人教育の“参考書”にもなっているそうだ。
■“おひたし”以前の問題?
もっとも、あるIT企業の40代管理職は「肝心のホウレンソウをしてくれないから“おひたし”で対応できなかったりもしますからねえ。雑談でもしながら悩みでも聞き出そうと思っても、会話の糸口が掴めない、雑談に乗ってこない若手も結構いますから」と愚痴をこぼす。