オカモトに聞いた 五輪選手村で配布したコンドームのサイズは?
オリンピック選手村での無料配布で話題になったコンドーム。日本コンドーム工業会の加盟4社が帰国時のお土産として計16万個を提供した。
オカモトは国内トップメーカー。ただし、コンドームの国内売り上げは全体の10%と高くはない。同社の売り上げの約6割は産業用製品で、プラスチックフィルムや農業用フィルムが主力だ。とはいえ、料理をする人は食品用脱水シート「ピチット」もよく目にしているだろう。
「当社の生活用品事業では、使い捨てカイロ、除湿剤、家庭用手袋、雨衣・ブーツなども扱っております。また、産業用製品事業はフィルムのほか、粘着テープ・工業用テープ、車両内装材、多層フィルム、フレキシブルコンテナ、食品衛生用品、食品用脱水・吸水シート、壁紙など成膜技術を応用した製品など多岐にわたります」(同社の広報担当者)
気になるのは最新のコンドーム事情。抗ウイルス作用のある潤滑剤「ビバジェル」を使って感染症効果のあるコンドーム、さらにコンドームそのものに絵柄をプリントした「デザインコンドーム」などもある。