不動産相続これだけはやっちゃダメ!「共有名義」はリスクの温床でしかない

公開日: 更新日:

「共有不動産問題」解決の方法

 では、どのように共有不動産問題を解決すればいいのか。それには次のような方法があるという。

①共有物分割(協議・訴訟)=主に現物分割、換価分割、代償分割の3つがあり、所有者を一本化する

②自身の共有持ち分だけ第三者に売却する

③自身の共有持ち分を放棄する

 このように解決方法はいろいろあるが、まずは話し合いだと大江氏は言う。

「当事者同士で話し合いをして和解する努力をすること。難しければ経験豊富な弁護士や専門家に相談して解決方法を模索してください。和解できないと訴訟することになり、最終的には競売にかかり、実勢価格より安くなることが多いなど一番不利益な形で不動産を手放すことになりかねません」

 不動産に心当たりがある人は早めに動こう。

■関連キーワード

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平の28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」 選手会専務理事と直接会談も“武器”にならず

  2. 2

    “氷河期世代”安住紳一郎アナはなぜ炎上を阻止できず? Nキャス「氷河期特集」識者の笑顔に非難の声も

  3. 3

    不謹慎だが…4番の金本知憲さんの本塁打を素直に喜べなかった。気持ちが切れてしまうのだ

  4. 4

    バント失敗で即二軍落ちしたとき岡田二軍監督に救われた。全て「本音」なところが尊敬できた

  5. 5

    大阪万博の「跡地利用」基本計画は“横文字てんこ盛り”で意味不明…それより赤字対策が先ちゃうか?

  1. 6

    大谷翔平が看破した佐々木朗希の課題…「思うように投げられないかもしれない」

  2. 7

    大谷「二刀流」あと1年での“強制終了”に現実味…圧巻パフォーマンスの代償、2年連続5度目の手術

  3. 8

    国民民主党は“用済み”寸前…石破首相が高校授業料無償化めぐる維新の要求に「満額回答」で大ピンチ

  4. 9

    野村監督に「不平不満を持っているようにしか見えない」と問い詰められて…

  5. 10

    「今岡、お前か?」 マル秘の “ノムラの考え” が流出すると犯人だと疑われたが…