石破降ろしの号砲か? 岸田前首相と旧安倍派裏金議員が“アジア脱炭素化”議連立ち上げのキナ臭さ
日刊ゲンダイの直撃に「石破さん、頑張ってほしい」
「2人とも裏金事件でボロボロですから、復権のきっかけが欲しいのでしょう。『石破退陣』を見据え、どう立ち回るのがベストか。2人とも旧安倍派の議員には顔が利きますが、裏金派閥のメンバーだけで固まっても上がり目がない。そのため、9月の自民党総裁選の決選投票で石破勝利の流れをつくり『陰の勝者』と言われた岸田さんに接近したのではないか。いずれにせよ、復権の足がかりにしたいのは間違いないだろう」(同前)
皆、石破退陣シナリオに備えているということか。日刊ゲンダイ記者は総会終了後、岸田前首相本人を直撃。「今回の動きは、仲間づくりの一環か」と質問すると、目も合わせず「それは知りません」と一言。石破首相の政権運営について聞くと、かすかに笑みを浮かべ「うーん、頑張って欲しいと思っています」と、どこか思わせぶりだった。
さらに、萩生田氏にも直撃し「政局的な仲間づくりでは」と聞くと「いやいや、そんなことないっすよ(笑)」と否定。前日の政倫審で説明責任を果たせたかとの問いには「説明はできたと思う」とヤケにスッキリとした表情だった。
2人とも、今後に向けて「準備万端」ということかも知れない。
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国会では答弁以外は椅子にダラッと座っていたり、首相指名では投票の最中に居眠りをしていたり、石破首相に健康不安説がささやかれている。●関連記事【もっと読む】『石破首相にささやかれる「睡眠時無呼吸症候群」説…居眠り&寝坊でビジュアルにも変化』で詳報している。