入居審査を不正に通過させる「アリバイ会社」はなぜなくならないのか?
東京の繁華街近くで賃貸仲介店を営む人物は「全部をアリバイ会社でねじ込むわけではない。収入もあって、信用できる人でも水商売なら一律禁止、といった柔軟性がない審査基準にも問題がある」と主張する。
フリーランスなど信用証明の難しい人に向けた賃貸保証サービスも出てきたが、まだ発展途上。多様な働き方が広がるなか、従来型の入居審査との隔たりにアリバイ会社が栄える余地があるようだ。
(ニュースライター・小野悠史)