<第8回>国が線引きした僅かな差で慰謝料をもらえぬ理不尽
今月11日、3.11の震災から丸4年を迎えた午前中、私は車で南相馬市内を走り回った。
この日は天気に恵まれ、住宅地を走ると洗濯物や布団を干す主婦、日なたぼっこする高齢者の顔も穏やかだ。公園の鉄棒で遊ぶ父子、走り回る子供もいて震災前と同じような表情を見せていた。
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