自衛隊加憲論の意味と盲点<1> 「9条のない国」になる

昨年5月3日(憲法記念日)に突然、安倍首相が、現行憲法9条に「自衛隊」の文言を加えるだけの改憲を提案した。
その後、昨年10月の総選挙で安倍政権が大勝し、その結果、来年の参議院半数改選まで、安倍首相は、衆参両院で3分の2以上の改憲賛成派に支えられることになった。
…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り779文字/全文920文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】