「溥儀は歴史に振り回されて生きてきた」と通訳は言った
ソ連のハバロフスク収容所に捕虜として収容された溥儀に、通訳のペリミヤコフ(ロシア人)はほとんど日常的に会っていたという。溥儀はソ連の共産党に入党したいというだけでなく、あれこれ嘆願書をソ連政府の要人に提出していた節があった。私の取材は1990年代の初めのころで、社会主義体制が崩…
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