中国に芽生えた「自己修正」失敗からの立ち直りの早さの裏

武漢が陥った“コロナパニック”から1年が過ぎた。当初、市中の大病院には感染を疑う市民がなだれ込み、院内感染やクラスターが発生し大混乱に陥った。「これで中国も終わりか」と思ったのは筆者だけではなかったが、まったくの誤算となった。
昨年1月末、「10日間で病院を建設する」と…
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