議会帰りの東條首相・陸相をクルマごと吹き飛ばす暗殺計画

大本営参謀のTは、昭和19年7月に支那派遣軍から大本営に赴任した。改めて戦況の詳細を綴っている文書を読んで、もう戦争を続ける状態にないことを知った。東條首相・陸相はそういう事実を隠蔽して、講和の模索も行っていない。東條を代えなければダメだ、とTは考えた。しかし東條は天皇の威を借…
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