針のメドに糸を通すようなドラマ…中国の歴史を変えた蒋介石監禁の「西安事件」

蒋介石にとって人生の山のひとつは「西安事件」(1936年)であろう。この事件は単に蒋介石の人生を変えただけでなく、中国の歴史を変えたとも言いうるように思う。事件の様相は複雑であり、ジョン・ガンサーの言葉を借りるなら、「この物語の細目は度外れに複雑で、それをうまくまとめ上げるのは…
この記事は有料会員限定です。
日刊ゲンダイDIGITALに有料会員登録すると続きをお読みいただけます。
(残り850文字/全文991文字)
【ログインしていただくと記事中の広告が非表示になります】