作家らの日記が家宅捜索の対象となった不快な時代

さて昭和19(1944)年7月のサイパン陥落後の戦時下社会が異様な空間になっていったことは、改めてこの戦争を見つめるときの重要な視点である。神国の神兵は、天皇という神に命を捧げる存在となっていく。いや兵士だけでなく、非戦闘員も神兵の自覚を持って命を捧げよ、となるのだ。従って玉砕…
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