軍人たちが言い回った「神風が吹く」は、ウラン爆弾への願望だった
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軍事指導部は決戦兵器と称して、ウラン爆弾に強い関心を寄せていた。といってもその詳しい内容を知ることはなく、「マッチ箱一箱のウランで、街を吹き飛ばすような新兵器が開発されている」という噂を信じていたのであった。こういう噂は欧米社会ではほとんど聞かれない。なぜ日本では第2次世界大戦…
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