天皇の2人の弟である秩父宮、高松宮両殿下も開戦に反対していた
軍人の軍人による軍人のための戦争には、3つの錯誤があったと書いた(昨日の号)。この錯誤は近代の軍人に共通する性格でもあった。それゆえに文民支配を徹底させて、軍事は政治に隷属させなければならないという言が重みを持つことになる。
そういう動きは開戦に至るプロセスでも、いくつ…
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