政府に対する不満や不信、国民側の総一揆としての米騒動
社会学的な考察になるのだが、この米騒動は実は単に、「米をよこせ」という運動とも言えなかった。そのデモの激しさ、さらには都市住民が積極的に参加したのを見ると、革命の前哨戦のような響きも伴っていたのだ、当然ながら寺内正毅内閣はふるえあがった。
各地の米騒動は、10月まで続い…
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