安倍昭恵さんは本当に“私人”? トランプ次期米大統領とのやり取り明かさずノラリクラリの既視感
SNS上では早速、《これ、どういう立場での講演会なのか?》《トランプ氏とのやり取りを明かすための講演だったのでは。誰から口止めされているのか。やはり日本政府か》《なぜ、タダの私人が日米間のキーパーソンのような扱いになっているのか》《平和な世界って、ウクライナもパレスチナも領土を奪われたままでオシマイの意味か》《トランプが戦争をしたくない人?いつも相手を挑発している暴君みたいな人だけど?》といった投稿が続出。
その一方で、《今の国会では、野党から国会議員の配偶者らがカネを引き継ぐことを禁止する「政治資金世襲禁止法案」が提出されているけれど、昭恵さんはどう考えているのか》との意見も。
というのも昭恵氏は安倍元首相が亡くなった2022年7月8日、いずれも安倍氏が代表者だった資金管理団体「晋和会」と「自民党山口県第4選挙区支部」の代表に就任。生前、安倍氏が集めた2.1億円のカネは「晋和会」に集められ、すべてを昭恵氏が“相続”。これに対し、ネット上では《政治家でもない人がなぜ、多額のカネを相続税もなく受け継げるのか》と批判の声が上がっていたからだ。
■関連記事
■関連キーワード
-
保阪正康 日本史縦横無尽 シリーズ「昭和の亡霊・7つの戦時用語」(79)天皇免責の証言よりも重かった東條英機の「プライド」とは
-
声を放つ 当事者の証言 三菱銀行立てこもり事件の犯人が通った酒屋の店主「月に1回くらい来て高い酒を注文していくんですわ」
-
保阪正康 日本史縦横無尽 シリーズ「昭和の亡霊・7つの戦時用語」(78)「天皇を免責するためには、あなたの証言が重要である。自殺はしないように」(下村定陸相)
-
保阪正康 日本史縦横無尽 シリーズ「昭和の亡霊・7つの戦時用語」(77)東條英機は戦陣訓をつゆとも意識せずに自決を図った
-
韓国で6.3投開票「李在明大統領」に備えよ (下)韓国で「国民」は、統合ではなく分断の言葉となった…深まる溝は埋まるのか